GKPIプロシジャは見た目が楽しくて良いという話

例えば、何かプロジェクトの進捗を報告する際に

「先月末までに進捗率80%を目標としていましたが、実際は65%でした。
目標未達ですが、50%以上であれば許容範囲と想定していたので、まあ、勘弁してください。」

的なことを文章でつらつら書いてもなんか冗長でイマイチです。
65%(目標値85%)とだけ書いてもなんか味気ないです。

そういう時は、GKPIプロシジャで話の種になりそうな、それっぽいキャッチーな図を描いて
誤魔化して?しまいましょう。

ods listing close;
goptions reset=all device=javaimg;
ods html;

proc gkpi mode=raised;
speedometer actual=0.65 bounds=(0 0.25 0.5 0.75 1) 
            /target=0.8
format="percent8."
             colors=(red yellow green blue);
run; 
quit;

先に結果から















うん、おもしろいから良し!


まず、device=javaimgは、このgkpiの出力はjavaimageとやらじゃないといけないらしいので
決まり文句です。

mode=raisedは、外して実行してみればわかりますが、なんというか立体感?てかり?みたいな
ものをグラフに持たせるかどうかのオプションです。

speedometerはそのまんま、速度計型に出力してくださいという命令

actual=0.65は実測値ですね
bounds=(0 0.25 0.5 0.75 1)はメータの色区切りですね。
target=0.8は目標値
format="percent8."はフォーマット
colors=(red yellow green blue)は分割された色区切りの色を順番に指定してます。

ちなみに
speedometerの部分は変えることができます。
順番にコードと結果を示します

proc gkpi mode=raised;
trafficlight actual=0.65 bounds=(0 0.25 0.5 0.75 1) 
            /target=0.8
format="percent8."
             colors=(red yellow green blue);
run; 
quit;
























proc gkpi mode=raised;
hslider actual=0.65 bounds=(0 0.25 0.5 0.75 1) 
            /target=0.8
format="percent8."
             colors=(red yellow green blue);
run; 
quit;









proc gkpi mode=raised;
vbullet actual=0.65 bounds=(0 0.25 0.5 0.75 1) 
            /target=0.8
label='目標'
format="percent8."
             colors=(red yellow green blue);
run; 

quit;

























ちなみに、以前紹介した
「SASでGIFアニメを作る」
http://sas-tumesas.blogspot.jp/2014/07/sasgif.html

では、パラパラ漫画の遷移速度を指定できるので、
経過時間と速度のデータから、リアルな速度計の加速アニメーションがつくれるはずです。
多分。



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